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言いたいことを言いたいように言うブログです。

デジモンアドベンチャーtri. 第4章観てきた

3月前半は所用で海外に行っておりまして、久しぶりになりました。
カルナイのソロライブとかカルテット9話とか書きたいことは色々あるんですが、とりあえず今一番ホットなやつ。

いいことはほとんど書かないのでご注意ください。

 

観てきました!デジモン
もう4章なんだなぁ。
ざっくりストーリーを説明すると、再びデジタルワールドを訪れた太一たちがパートナーに再会し、メイクーモンと芽衣子を会わせるために少しの旅をして、その裏では黒幕の正体が分かったり大人組の動向が怪しかったり、なんやかんやしているうちにまたメイクーモンが暴走して、みたいな話です(本当にざっくり)
ちゃんとあらすじ書こうとしたんですが、ここで全部説明できちゃうくらい中身が薄いのとめんどくさくなっちゃったので割愛。

 

ちなみに今回はおひとり様で鑑賞してきました。
そのせいで多分ひどい百面相だったと思います。
相変わらずひどかったからw

 

tri.は一応1章からずっと観てるんですが、通して変わらない感想がいくつかあります。
簡単に言うと、
・人間の作画がひどい
・ストーリーがお粗末(ペラッペラ)
・軽々しく進化しすぎ
の3つが一番でしょうか。
順番に参りましょう。

 

人間の作画がひどい件。

デジモンたちの作画は当時とほとんど変わっていないように思うんですが、人間の作画がなぜか本当にひどい。
元はもう20年近く昔の作品だし、現代風の作画になるっていうなら分かるんだけど、根本的にキャラデザインが違うのでまるで別モノですよね。
キャラデザ変わってるだけならまだしも、崩れるし雑だし、劇場の大スクリーンでよく映せたな?って思わざるを得ない。
1章からあれだったから改善が望めないのは分かってるんだけど、やっぱり残念です。

 

ストーリーがお粗末な件。

心情描写がほとんどないので、何がどうしてそうなったのか分からない事象ばっかりです。
単調というか、何といったらいいのか。
今回でいうと、ずっと空によそよそしくてツンツンしてたピヨモンがあるタイミングで心を開くんですが、なぜそうなったのかさっぱりなんですよね。
気持ちに変化が生まれるには何かしらのトリガーが必要だと思うんですけど、そういうのがまるでなくて。
展開上必要だから心を開いたようにしか見えないんです。
無印時代のデジモンは、心の変化、すなわち成長というものを、起承転結分かりやすく丁寧に描いていたと思うんです。
何かが起こって、少し悪い方向に傾いて、気付きがあって、敵を倒して成長する、っていう流れがちゃんとあった。
子ども向けに作っていたからより分かりやすくしていたのかもしれないけど。
でもtri.にはそういう流れがないんですよね。
起のあとにすぐ結がくるみたいな。
承転どうしたー?みたいな。
あってもすごく単調で、いやいや君ら小学生の時のほうが色々考えてたよね?ってつっこみたくなるレベル。
次の項目にもつながるんですが、とにかくストーリーの浅さが何とも言えずに悲しいのです。
今のところでいえば、芽衣子とメイクーモンが中途半端な感じがします。
メイクーモンが物語のキーになっているのは分かっても、メイクーモンはメイ~メイ~って言ってるだけで寂しくなって暴走しちゃうだけの子だし、芽衣子は芽衣子で心情描写が足りないからなんでメイクーモンから逃げたのかって部分が浅すぎてすごいどーでもいいわ~ってなっちゃうし、なんかどういうテンションで彼らを見ていればいいのか私は分からない。
ずっとこの子たちが物語において重要な役割を持ってるんだよ、って匂わせているんだけど、子供だましみたいな演出しかないからなんかもう冷めてきちゃう。
残り2章で劇的な展開が待っているのかも分かりませんけど、今のところ私の中では彼らの立ち位置が迷子のままです。

 

軽々しく進化しすぎな件。

デジモンの醍醐味はやっぱり進化ですよね。
テレビシリーズでは、無印に限らず割とどのシリーズでも進化にはそれなりの重みがありました。
様々な苦悩や葛藤を乗り越えて、パートナーと絆がつながったとき、初めて進化が成立する。
デジモンの進化は子どもたちの成長ともイコールで、だからこそ価値のあるものだったと思うのです。

ですが。

tri.ではびっくりするくらいほいほい究極進化するんですよね!!!

究極進化ってあの2体だけじゃないの?
ウォーグレイモンとかメタルガルルモンになるのにどれだけ苦労したか覚えてる?
オメガモンになるまでにどれだけの苦難があったことか!!!
もうほんとびっくりですよ。
3章まででも、グレイモンとガルルモン以外の子たちが順番に究極進化してきましたが、今回もあります。
キービジュアルの通り、新しく進化したのはバードラモンと、あとエンジェモンもさくっと究極体になりました。
いやなんかね?
どっちもなんかよくわかんないんですよね。何故進化に至ったのか。
まだバードラモンのほうは無理やり理解できないこともなかった。
空の命が危険に晒されていたから、それがトリガーになったのかなとか、分からなくもない。
それでもそこに至るまでの心情描写がなさすぎて軽く見えてしまうんだけど。
でもエンジェモンの究極進化は納得いかないんですよね。
バードラモンが究極進化したのを見て、パタモンがタケルに言うんです。
「ボクも戦えるよ」って。
感染したときの記憶があるからか、タケルは微妙な顔するんですけど、パタモンが「大丈夫だよ」って言うんです(確か)
ここまでは、記憶がないはずなのにパタモンはタケルの気持ちを理解してる、2人はやっぱりパートナーでつながってるんだな、ってちょっと感動すら覚えるシーンだったんですけど、ここから急に一気に究極体まで進化するんですよね。
いやいや、これせいぜい完全体までじゃね?
タケル何もしてないぜ?
って、もうポカーンですよ。
一体何がトリガーになって究極進化したのかよく分からない。
そんで、その流れに乗っかるかのように3章で究極進化したテントモンも再び究極進化するんですよね。
テレビシリーズでは、アグモンやガルルモンでさえ、2回目以降も究極体になるの結構苦労していた記憶があるんですが、うそでしょこんなに簡単なの?ってびっくりするくらい簡単に究極進化していくんです。
完全体になるのですらもあんなに苦労していたというのに。
もうびっくりです。驚きすぎてまばたきができない。
ほんとうにもうね、何から何まで軽いんですよね。
究極体ってもっと大事なものだったんだけどな…。

 

tri.観てると、制作スタッフはテレビシリーズを見てないんじゃないかと疑いたくなるし、何ならテレビシリーズを冒涜されたんじゃないかとさえ思ってしまう瞬間があります。
進化の件が特にそうなんですけど。
なので毎度毎度ひやひやするしがっかりするしむかむかするし、複雑な気持ちになるんですよね。
あと、何というか、構成が劇場版じゃないなぁっていつも思います。
テレビの作り方だよなぁって。
盛り上がりがね、大スクリーン向きじゃないんですよ。
確かに戦闘シーンは派手だから、そういう意味では劇場版なんですけど、そうじゃないところがとてもじゃないけど及第点をあげられなくて。
つまりはストーリーが軽いっていうところに帰結するんですが、劇場6作よりも、テレビ2クール分のほうがいいんじゃないかなぁって。
僕らのウォーゲームと比べると、いや比べるのおこがましいけど、全然足りないです。
何も足りていない。
足りているのはデジモンたちの可愛さだけかな。
テレビアニメもまぁまぁお金かかりますけど、劇場版だって馬鹿にならないくらいのお金をかけて作っているわけじゃないですか。
それだけのお金をかける価値があの劇場アニメにあるのかと。
はっきり言って1800円は払いたくないです。
レディースディとかファーストディの1100円じゃないとなかなか観る気しないです。
じゃあなんで観にいくかって、もうお布施ですよね。
デジモンという作品への愛故に。
懐かしさ故に。
そしてちょっとの期待。毎回。今回こそは面白くなってるんじゃないか、って。
まぁ悉く裏切られるんですけど。

 

あとシリーズ通してずっともやもやしていることがありまして。
ヤマトと空の関係は一体どうなったの?
02の劇場版では間違いなく恋人だったのに、tri.の2人はなんか付き合っている様子がなさそうで。
でも無印の最終回では2人の子供がいたわけで、tri.の世界線は無印とつながっているはずだから、結末はそういうことになるわけじゃないですか(つながっていないなら話は変わってくるんだけど)
その割に、今の2人の関係が謎すぎて全然意味わかんないんですよね。
1章の時はなんか太一がもやってるような様子を見せていたし、確かライブに誘うとか誘わないとかそんな件もあったしでそれっぽい空気を匂わせていたように思うんですが、最近はそんなこともなさそうだし。
でも今回の4章で、タケルが芽衣子気になるみたいな様子を醸したときにヤマトに同意を求めていたから、そういうことなのかな?って思ったけど、空を追いかける時になぜか太一に同行を求めるから「???」ってなって、結局よく分からなくて。
なんかもうヤマト人気キャラだから彼女いるのまずいみたいになってるんだったらほんと今更だよふざけんなよと言ってやりたいけど、そういうわけじゃないだろうし。
はーもやもやする。
もうどんな結末でもいいからこのあたりの答えも終わりを迎えるまでにはっきりしてくれるといいなぁ。

 

さてそんな感じで散々ボロクソ言ってきましたが、いいところもあるんですよ。
個人的には、tri.においてはタケルが一番大人なんじゃないかと感じておりまして、タケルには結構期待しているのです。
なんていうか、タケルはしっかりしてますよね。
誰かに流されたりするんじゃなくて、ちゃんと悩んで、考えて、向き合って、自分なりの答えを出そうと努力している。
太一は悩んでるし考えてるけど、それと同時に逃げ続けているじゃないですか。
だからtri.の太一はかっこよくないし輝いてない。
タケルはわりとさらっとしているように見えて中身は熱い男なんじゃないかなと思います。お兄ちゃんよりいい男になるよ、きっと。
なので残りの2章も、タケルにはとても期待してます。
(それだけにパタモンの究極進化ほんと残念だった)
それから、毎回毎回、アグモンとゴマモンが可愛くてほんと癒し。
他のデジモンたちも可愛いんですけどね、この2匹の可愛さは異常。
あと4章においては、みんながばらばらになってしまった時に、パートナーごとじゃなかったのは結構良かったような気がしました。
太一とガブモン、ヤマトとアグモンていう組み合わせは、やっぱぐっとくるよね。
このときのガブモン死ぬほどかわいかったし、太一のことを語るヤマトも貴重だし。
ただこのばらばら離れ離れ事件をストーリーにほとんど活かせてなかったのにはびっくりしましたけどね。
これ使わない手はないでしょうに!
ミミちゃんとテントモンの組み合わせも絶対なんかあると思ってたのに何にもなかったし。
もったいなすぎて吐きそうでした。
あとは、何といっても、櫻井孝宏さん。
最近櫻井さん何に出ててもいい仕事しすぎててほんと脱帽するんですが、テントモンのあの感じからカブテリモン以降の声になるの、あれほんとずるい。
かっこよすぎて吐きそう。
櫻井さんの振り幅の広さには感服します。本当にこの人すごいんだって思う。
あと今回でいうとハックモンがいい声でしたね。
キャストは武内駿輔さんで、アイマスのプロデューサーの声帯なんですね。
まだお若いのかしら…最近の若手把握できてない…

あんまり4章の感想って意味では書けてないですが、今日はこんなところで。
結局ボロクソ言いながら見続けてるのは、やっぱりデジモンが好きだから。
ちゃんと見届けたいからなんです。
だから5章も6章も文句言いながら観にいきます。期待もします。
キービジュ的には、次はエンジェウーモンとメイクーモンが究極進化でしょうか。
今回公開月が出てなかったのでいつになるのかわかりませんが、ひとまずは楽しみにしております!
次こそ面白くなりますように!

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