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デジモン無印について【太一とヤマトと空を考える】

ここのところ、Amazonプライムデジモン無印を観てます。
triがあまりにがっかりな出来なのでオリジナルを見てテンション持たせようとしてるんですが、やっぱり無印は名作だったなって実感する日々です。
どうしてこのままtri.に続けられなかったのか…なぜ…どうして…と悲しまずにいられない次第ですが、ちょっと無印観てて考えたことがあったので忘れないように書いておきます。

 

私のデジモン無印~02における最大の謎がヤマトと空がデキてたことなんですけど、当時絶対みんな空は太一だって思ったじゃないですか?
絶対そうだと思うんですよ。
まぁ私はヤマト推しなのでヤマトくんに恋人がいる時点でちょっとモヤっとするんですけど、100歩譲ってヤマトに恋人がいるのはいいとして、何故に空なのか?という疑問がずっとずっと解消されず今日に至っております。
いやだってあのキャラの関係性の作り方は絶対太一×空じゃん?他の選択肢探すの難しいじゃん?
と言いつつ、太一の相手はぶっちゃけ空じゃなくても成立するような気がするんです。
太ミミも意外といけそうだなって思うし。
でも、空の相手はやっぱり太一がいいな、空の隣は太一がしっくりくるな、って思ってしまうんです。
で、そういう思いを胸に再びヤマ空を考えたところ。
太一の存在があってこそ成り立つカップルなんじゃないかと思い立ったわけです。
ヤマトに関しては少し腐的な目がちょっと入ってしまうんですけど、ヤマトにとっても空にとっても、太一の存在ってすごくすごく大きいと思うんです。

 

まずヤマトと太一について。
完全に妄想の世界ですけども、ヤマトって友達少ないと思うんですよね。
あんまり同世代の子と上手く仲良くできなそうというか。コミュニケーション下手で人の輪に入っていくの苦手そうというか。
そういうヤマトにとって、太一みたいなデリカシーの欠片もない、パーソナルエリアとか関係なくずかずか突っ込んでくるタイプってある意味相性がいいと思っていて、自分からいけない分、きてもらうと心開きやすい、みたいな。
きっとあの冒険を経てヤマトにとっての太一は、唯一無二のライバルであり、唯一無二の親友になったんだと思うんです。
だから、ヤマトにとっての太一はきっと他とは違う、“特別”な存在だろうと。

次に、空と太一について。
この2人はいわゆる幼馴染っていう関係性ですよね。
小さい頃から一緒にいて、サッカーチームでも一緒で、なんというかツーカーなところがある感じ。
太一のことを一番理解している女の子は空だろうと思うんです。
しょうがないわねぇ、って言いながら見守るのが、空はきっと嬉しいんじゃないかなって。
もうほんとアニメとか漫画とかドラマとか、フィクションの世界で超ありがちな、男女の幼馴染っていう関係性。
だから異性であることを認識したとき最初に意識するのはきっとお互いだと思うんです。
で、きっと空の日常の中には当たり前のように太一っていう存在があるんですよね。
学校やクラブにもいるし、放課後にも休みの日にもいるし。
で、冒険を通してますます近しい存在になって、それこそお互い“いて当たり前”くらいの感覚になって、太一は無自覚に空に甘えるだろうし、空は無自覚に太一を甘やかす。
2人はそういう関係になっていくんだろうなって思うわけです。

 

もう少しこの2つの関係を語ると。
ヤマトの紋章は『友情』で、空の紋章は『愛情』。
それぞれが一番向いている先は太一なんだと思うんです。
オメガモンになったという事実を鑑みても、ヤマトの『友情』が一番発揮される対象は太一だと言って差し支えないと思うし。
空の『愛情』は仲間全員に注がれるものでありつつも、太一がいなくなった時真っ先に彼を探しに行ったり一番太一を心配して気にかけたりしているし、何より前述のように空にとっての太一は日常であることを考えても、やっぱり空の『愛情』の一番の対象は太一だと思うんです。

 

と、ここまでくると、じゃあ太一とは?ってなるんですが。
太一って天然でセンターなんですよね。ヒーロー気質というか。
典型的なクラスの中心タイプで、勝手に人が集まってくる感じ。
正しいと思って真っ直ぐ進めば自然と人がついてきて、盛り立ててくれる、王道の主人公。
きっと、太一は大勢の人にとっての“ONLY ONE”なんだろうなって思うんです。
でも、太一にとってはみんな平等で等しい存在なんだと思うんです。
敢えて例えるなら芸能人みたいな。
太一から見る周りのみんなは、みんな同じように大切なファン、というか。
だから、ヤマトや空は特別ではあるんだけど、“選ばれし8人の子供”という枠の中で見れば他の仲間たちと同列なんじゃないかな、って。
たった一つの特別ではなくて、8つの特別の中の一人、みたいな。
それは冷たいとかじゃなくて、それだけ太一の器がでかいんじゃないかってことなんです。
普通の人が一人にしか注げない友情や愛情や情熱を、太一はたくさんの人に注ぐことができる。
そういう人なんじゃないかと思うわけです。

 

そうなると、何が言いたいかと言いますと。
ヤマトや空が太一の“特別”を求めても、太一から2人が望む“特別”は返ってこないわけです。
強い気持ちで太一を思っても、同じ強さの気持ちは返ってくるけれどそれは“自分だけじゃない”。
最初はそれで満足できても、だんだん満足できなくなるわけですよ。
どこかのタイミングでヤマトも空もそれに気付く。
自分は太一の“唯一”にはなれない。
それか、もしかしたら太一がどこかで彼女を作ってたりとか。
太一の彼女になった女の子は、一瞬は太一の“特別”で“唯一”の存在になるんだけど、太一のすべてが手に入らないことに不満を感じてそれを太一にぶつけ、それに嫌気がさした太一に手を離されてしまって、とか。
一度離れた手をまたつなぐのはとても難しいから、その女の子の線は、太一の線とは永遠に交わらなくなってしまう。
で、ヤマトも空もそれを目の当たりにして、太一の唯一なんてないんじゃないか、無理なんじゃないか、って思うわけです。
もしかしたら、太一は恋人よりも仲間や友達を大切にするタイプかもしれないし。
だとしたら尚更、“8人の仲間”としての関係を続けるほうが、よっぽど太一とは近しい関係でいられるわけですよね。
いつか離れてしまう“唯一”よりも、ずっと“特別な仲間の一人”として一緒にいたい、って思う。
そうなった時に、同じ空虚さを共有できる相手が、ヤマトと空、お互いなのかな、と。
お互いの穴を埋め合うように一緒になったのが、ヤマ空なんじゃないかな、と。

 

そう考えたら、なんとなくヤマトと空が一緒にいることに納得できそうな気がしました。
それでもやっぱり嫌なんですけど!(笑)

 

そんなこんなで引き続き無印を観ます~今ヒカリちゃんが8人目って分かったあたりまできました。
02までいくとなると…まだまだ先が長いな…02の最終回とか映画とか見るとヤマ空を突き付けられてつらい気持ちになるんだよな…

 

そして願わずにいられない。
tri.の5,6章は少しでもマシになりますように、と…