言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

社会人歴●年の声オタ腐女子が言いたいことを言いたいように言うブログです。

ムビナナにおける『Incomplete Ruler』のこと

あけましておめでとうございます!!!!!!!

だいぶ久しぶりになってしまいました。

2023年はアイドリッシュセブンとともに駆け抜けた1年でした。
2月のAPOZに始まり、5月にムビナナ公開、8月にG4Y開始。
ずっとずっとずーーーーっとアイナナしてました。
こんなにアイナナ漬けの1年になるとは、予想してなかったなぁ。
とても楽しい1年でした。
今年も楽しくアイナナできますように。

 

さて、今回は、5月からずっともやもやし続けている『Incomplete Ruler』について。
友人たちとはちょこちょこ話しているんですが、この選曲について少し思うところがあって。
久々に友人とこの話をしていて、まぁ整理の意味も込め、Xだといろいろこわいのでこちらで発散しておこうかなって。

 

ムビナナの『Incomplete Ruler』が最高!って思ってる方は見ないでください。
きっと不愉快な気持ちになると思うので。

 

 

 

 

 

 

正直に申し上げて、ムビナナで『Incomplete Ruler』が披露されるのは、ちょっと嫌だなというか、「ここなの?」っていう気持ちが強くて、初見のときは受け入れるのにやや時間がかかった記憶があります。
その理由ははっきりしておりまして。

まず、何を置いても、『Incomplete Ruler』はあくまでミュージカル・ゼロの楽曲であるということ。
これなんですよね。

この曲は、あのミュージカルの世界に存在する曲であり、元々はゼロが桜春樹に頼んで作られた曲。
つまりはゼロの曲であり、桜春樹の曲であり、九条鷹匡の曲であるということ。
あくまで彼らの曲であり、七瀬の双子が私情でどうこうしていい曲なのか、という疑問がとても大きいのです。
ミュージカル・ゼロの制作に携わった人は数多いるはずで、ミュージカル・ゼロのファンも数多いるはずで。
そういう人たちに対して、天も陸もどう考えてるんだろう、って思ってしまう。
確かに陸はゲネプロであの曲を歌ったかもしれないけど、本番は別のシンガーが歌ったわけで、世間が知っている『Incomplete Ruler』はそちらが本物なわけで。
純粋にミュージカル・ゼロが好きだと思った、特に天や陸のファンではない人たちが、劇中でも最重要な位置づけを与えられていたであろうあの曲が、ミュージカルとは関係ない場所で歌われたという事実に対してどう思うんだろう、って思ってしまうんですよね。
もし自分があの世界のミュージカル・ゼロのファンだったらどう思うかなぁ、って考えたら、それはすごく嫌だなと思ったし、天や陸のことを少し嫌いになるかもしれないって思ってしまったのです。

 

で、それはまぁ、1万歩譲るとしても、じゃあ九条天がそういうファンのことを考えないわけあるか?って疑問が湧いてくるわけです。
天って恐ろしいほどにプロフェッショナルであることに対してこだわりがあると思っていて、いつだってファンのことを一番に考えているし、そのファンっていうのはきっと自分やTRIGGERのファンだけじゃなくて関わった作品のファンのことも含んでいると思うし、一緒に仕事をするスタッフのこともきっと大切にしているだろうし、“九条天”というアイドルの在り方にもとても気を遣っていると思うんです。
その九条天が、色々考えた末に、BEYOND THE PERiODの舞台でそれを双子のデュエットで披露しようって思うのか?という疑問。
そんなの、楽曲の私物化に他ならないじゃないですか。
例えTRIGGERのふたりが受け入れたとしても(それも正直疑問なんですけど)、和泉一織が受け入れたとしても、他のメンバーが受け入れたとしても。
あの舞台で、自分と弟のワガママを通すようなことをするのか?って。
いやしないだろ!!九条天はしないだろ!!!
いやーーーーーー疑問。
楽も龍も、きっとミュージカルのファンのことを考えるだろうから、あんなに軽い調子で「いいんじゃないか?」って言っちゃうのはやや疑問。
本番で天とデュエットしたであろうシンガーの気持ちとか考えた?って聞きたい。
そのシンガーのファンの人の気持ちとか考えた?ねぇねぇ?

 

誤解しないでいただきたいのは、双子が歌うということ自体がどうこうとは思っていないのです。
それは全然いいと思う。
それで双子のわだかまりが解けるなら、それで両親への恩返しとなるなら。
全然いいと思うし、単純にふたりのデュエットは見たい聞きたい。
それと、『Incomplete Ruler』という曲も、曲自体は大好きです。
めちゃめちゃいい曲です。
劇中歌としても最高だし、曲単体で聞いてもいい曲だし、とても好きです。

ただ、ただ。
あの場で歌うのはこの曲だったのか?

それだけ。

ふたりで歌うなら別の曲で良かったんじゃない?
それこそ、ふたりで歌うための新曲を作れば済んだ話だったと思うし。
それを八乙女楽と逢坂壮五で共作したらもっと話題になっただろうし。
とか思っちゃうんですよねぇ。

 

やっぱり、『Incomplete Ruler』はミュージカル・ゼロの曲として在ってほしかったなって思ってしまうので。
未だにどうにも納得しきれない、厄介オタクのひとりごとでした。

 

はーーーもっかいムビナナ浴びてーーーーーー