言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

社会人歴●年の声オタ腐女子が言いたいことを言いたいように言うブログです。

デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆

友達が誘ってくれて、観てきました。
新作のデジモンの映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』。

digimon-adventure.net

tri.シリーズをぼろっかすに書いてきたように、あまりデジモンプロジェクトの動きに期待ができなくなっていて、今回正直とてつもなく不安だったんですが、結果、

観て良かったです!!ほんとうに良かった!!!

以下、ネタバレを含みますので観ていない方はお気をつけください!

 

 

 

 

続きを読む

アイナナDHCコラボ

だいぶ久方ぶりの更新になってしまいました。
いろいろあったんですが、が…なんかタイミング逃して書けず仕舞いです。
第4部更新されて感想書き残したかったのに、もう1ヶ月も経ってしまうよ…!

 

今日はDHCコラボの広告と撮影地のカフェに行ってきたので記録。
相変わらず推しがカッコ良くて私は満足です!

 

広告は表参道の駅構内にあります。
メトロの改札の付近に集中していて、改札内にも全体図のものが1枚貼ってありました。

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はー、美しい。
改札を出て目の前にも全体ショットが貼ってあります。

 

ソロショットはB1・B2出口に向かう通路にどどんと貼ってありました。
日曜日で最終日だったので、そこそこ混むかと思ってましたが、意外とそんなにいなかったのでゆったり眺められました!

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ダイジェスト的にずらっと貼ってみました。
まつ毛ちゃんと描かれてました。

 

セリフにそれぞれ個性が出ているようでぞわぞわしますよね。
私の推し、環くんはいつも素直にまっすぐな言葉をくれる。好き。

 

ちなみに七瀬陸のボイスは全体ポスターにQRがありまして、聞いたんですけど、なかなかに泣けるいいメッセージでした。
推しだったらガチ泣きだったろうな………
公式アイテムは速攻完売でしたが、何もなくともDHCさん買おうかなって軽率に思えるような素敵な空間でした。

 

そこから移動して、撮影地として使われたらしい喫茶店へ。

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tabelog.com

公式アナウンスがなかったからか、そこまでお客さんはおらず、10分程度並んで入れました!
お花屋さんとカフェが一緒に営業しているような感じで、食べログにもあるように夜にはバーになるみたいです。
中には小さなDJブースがあったので、ゴキゲンな感じのバーになるんですかね。

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ワンプレートランチ、美味しかった。
フードもドリンクもアルコールも気になるメニューがいろいろあったので、またぜひ行ってみたいお店です。

さすがにお花のエリアは撮影遠慮しましたが、とてもかわいらしいお店でした!
環くんはお店の前での撮影だったんだねとか、モモはお店の中から入り口を背にしたポジションだねとか、撮影風景を妄想して楽しめるの、最の高です。

 

さらりとですが、こんな感じでした!
広告展示は終わっちゃいますけど、バーのほうはぜひぜひ期間が終わっても行ってみてほしいと思います!

 

さぁ…今月の更新はいつかな…楽しみだな…へへへ…

​QUARTET NIGHT 2nd LIVE

11/3、カルナイの2ndソロライブのライビュに行ってきました。
胸も心もいっぱいで楽しい嬉しい幸せ、終わって寂しいつらい悲しいをずっとループしてます。
いろいろ思うこともあって、2日目も無事に終わったようなので、感想を書き殴っておきます。
感想というか、自分メモに近いです。脈絡ない。
ところどころキャストさん呼び捨てだったり愛称予備だったりしますが、愛故なので。許してください。


  ***


やっぱりカルナイは​​すごかった。
まず4人とも地力が高い、つまりはそもそもレベルが高いというのと、そういう人たちが更にレベルアップを図ってダンスの練習なりボイトレなりしてくれているから、すごいものになるのは必然。

 

カルナイは本当にバランスのいいグループだなぁって改めて思いました。
MCで森久保さんも言っていたけれど。
キャストのバランス。
声のバランス。
これ以外もこれ以上もないってくらいの。

 

キャストバランスというのは、それぞれのキャラクターが被っていないこととか、年齢やキャリア、パーソナルな部分で。
嶺二クラスタなので贔屓目があることは自覚しつつ、森久保さんがいるからこそ成り立つグループだと、改めて強く思いました。
達央が暴走しても、森久保さんがいるからちゃんとカルナイとしてまとまるし、何より達央が自由にできるのは森久保さんがいるからに他ならないと思うし。
蒼井翔太くんさんが新人でも輪に入れたこととか、歌とダンスが飛び抜けてても違和感がないのは、森久保さんの実力と人柄があるから。
アーティスト活動をしていない純正の声優である前野くんがグループ内で浮かないのも、森久保さんのバランス感覚のおかげだと思うし。

 

ありとあらゆる面において、森久保さんの存在というのはカルナイにとって本当に大きくて必要なものだなって思うのです。
一見バラバラな彼らがまとまれるのは森久保さんの力が大きい。
そういうのを、パフォーマンスやMCの言葉の端々から感じられたライブでした。

 


声のバランスというところでは、これも森久保さんも言ってたけど、高音・中高音・中低音・低音と綺麗に揃っているのは、本当にすごいことだなって。
それはキャスティングした上松さんのセンスの良さに感服せざるを得ないところですが。
何がすごいって、ここに前野くんを入れてるとこだと思うんですよねぇ。
この3人の中によくぞ、と。
アーティストとしてレベルの高いパフォーマンスができる人たちの中に、そういうのには不慣れな前野くん(もちろん声優さんとしての力量は一流ですが!)を入れた上松さんの決断と、その中でできることを最大限に頑張ってくれる前野くんの誠実さ。
感服しかないし感謝しかないし。
だから前野くんの最後のMCは本当に感動した。
何も持っていないことに悩むこともあったけど、何も持っていない自分が入ることで生まれるものもあるんじゃないかと思えた、という。
ファンはみんな前野くんの頑張りを認めているし応援しているし、そもそも前野くんが何も持ってないなんて思っていないけれど、前野くんが前野くんを認めてあげられたというのが素直にとても嬉しいと思って、そうやって思えたのは他の3人のおかげでもあるのかななんて思ったら、4人が重ねてきた時間のなんて尊いことか。
とてもとても深い絆ができてるんだなぁと思えた。
うたプリという枠をついついこちらが忘れるほど。
ただQUARTET NIGHTというグループとして彼らが絆と時間を重ねているんだと思えました。
で、彼らのすごいところ、というか尊敬するところは、うたプリのことを絶対に忘れないところだなぁって思うのです。
スタリがいるから自分たちがいるということを、彼らは絶対忘れない。
ライブでいつも、先に道を作ってくれたスタリへの感謝を口にする。
ヘブンズのことも新しい仲間として自然に受け入れている。
その上でさらに先へ進もうとしている姿勢には、尊敬の念を抱かずにいられようか。

 


話が逸れました。
声の話。
これだけきれいにバラけているので、本当にハモリがきれいで。
基本は蒼井翔太くんさんがリードになるわけですが、だからこそたまに別のメンバーがリードを歌うときにぞわっとしたりもするし。
いつか森久保さんが最低音でハモってたときに本当にぞくぞくしたし。
ゲームやアニメコンテンツから派生した楽曲やグループでこんなに歌のレベルが高い人達、他にいないんじゃないかと思います。
語彙力がなくてすごいしか言えない。本当にすごい。素敵。最高。

 

 


ちょっとそれぞれのメンバーの話。

 

森久保さん。
思えば今回は自分のソロツアーが明けたばかりでのカルライだったわけで。
歌詞モニターを見る頻度が森久保さんにしては多いなと思ったけれど、それは仕方ないよね…。
そんなことより、本当に限られた時間だったろうによくぞここまでと思うのです。
あんなに踊る?ハイキックしたよ?
あんなに踊る40代そうそういないよ?
序盤はちょっとクセが強くて森久保みがすごかったけど(笑)、1曲ごとに嶺二になっていく様はさすがだった。
キラキス最高だったな~~~この曲でアコースティック?って思ったけどすごく合っていたし、森久保さんの声は予想以上にアコースティックが合う声だった。
全体的に、みんなの精神的な柱になっているのはやっぱり森久保さんだろうなって思ったし、周りにもお客さんにも気配りして置いてけぼりにしないのはさすが。
重ねてになるけど、森久保さんのおかげでカルナイがカルナイであるって思います。本当に。
私は寿嶺二が好きで良かったと心から思えたし、寿嶺二が森久保さんで本当に本当に良かったと思えたのです。
ありがとうしかない。

 

達央。
相変わらず気持ちの入れ方がすごい。
作品への思い入れ、キャラへの思い入れ、仲間への思い入れ、曲への思い入れ。
重すぎて胸焼けしそうにもなるけど、たつがそうだからついてくるファンはたくさんいるんだろうなって思うし、こんなにもキャストに愛される作品とキャラを好きでいられるのは喜び以外の何者でもないと思いました。
カルナイのモチベーションを上げる一端を担っているのは紛れもなくたつだろうなって思います。
達央の熱に当てられて、グループ全体の士気が上がる。
すごいことだよね。
誰よりも蘭丸の近くにいる達央。これからも蘭丸の一番の理解者でいてあげてほしいです。

 

蒼井翔太くんさん。
異次元。
歌、ダンス、パフォーマンス、ビジュアル。
どれをとってもパーフェクトで、すごかった。
どこまでいってもアイドルで、本当に異次元でした。
それでもちゃんとカルナイの円の中にいて浮かないんだから、すごいよなぁ。
藍ちゃんがリアルにいたらこんな感じかなって何の苦もなく想像できるのです。
本当にすごい。
やっぱりとにかく歌が上手くて、安定感がオバケ。
この声を活かすためだけのコンテンツを作ろうと上松さんが思ったとしても全然不思議じゃない。
カルナイの中では最年少のド新人だったわけで、そんな蒼井翔太くんがいるからカルナイの円は柔らかくて優しいのかもしれない。
これからもみんなを和ませる末っ子でいてほしいなぁ。

 

前野くん。
もうすでに色々書きましたが、こんなに努力の人いないと思うのです。
前野くんはたくさんの初めてをうたプリに捧げてくれています。
リングライト、今回もちゃんとつけてた。
本当の本当に、こんなにキャストに愛されるコンテンツなかなかないって。
こんなにもうたプリを愛してくれてるんだと前野くん見るたびに感謝してしまいます。
このライブのためにどれだけの努力を重ねてきたのか、計り知れないけれど、その成果は確実に実っていて。
前回より今回の方が良かった、を着実に積み重ねている。
マリアージュ、すごく難しかっただろうに。
今回は音外さなかったね。
Non-Fictionも、かなり難しい曲なのに。
すごいよほんとに。ほんとに。

 


カルナイは、本当にキャストがみんな作品とキャラを愛しているというがこちらにも伝わってくるので、とても救われる思いがします。
離れかけた気持ちをぐいっと戻される。
カルナイがいてくれるからうたプリもう少し応援してみようかな、と思える。
ほんとにほんとにありがとう。

 


とりあえず心の丈をつらつらと書き連ねました。
全体の印象では、今回のカルライは、すごく嶺藍を意識した作りだった印象です。蘭嶺が少なかった寂しさ、ちょっとある(笑)
デュエットはもちろんなんだけど、カルナイの曲での絡みも嶺藍が多かったし。
直前のシングルがあれだから、まぁそうなるよな、と。
こちらのドラマCDも、ライブ終わりに聞きました。いろいろ言いたいことはあるけどここでは割愛。
今回のセトリはすごくよかったなぁって思います。
ソロ曲少なめで、4人で歌う曲が多かったのがすごく良かったなって。
リハーサル、全員揃ったのは一度だけだったそうですが、それであんなに息が合うものなのかと。
それは今までの積み重ねの賜物なんだろうなと思うのです。
アコースティックコーナーのマリアージュめちゃめちゃ良かった。
息の合い方が。本当に。すごい。

 


今日、1stLIVEのときのBDを改めて見てて、座談会を見たんですけど。
彼らは本当にカルナイを愛してくれているんだなぁ、って。
カルナイを愛して、自分が演じるキャラを愛して、メンバーを愛して、それぞれへのリスペクトを忘れなくて。
そしてファンのことも愛してくれているんだなぁ、と思えるのです。
あと、スタリへの敬意をいつも忘れないでいてくれる。
ソロライブ決まった時の気持ちは、っていう話をしているとき、言葉違うけれど要するにスタリを差し置いて自分たちがやっていいのか、ということを思ったと言っていて。
手放しで喜ばないところが、とても彼ららしくて、同時に彼らがカルナイで良かったと心から思いました。
私はアニメから入っていて、カルナイが出てきたときから嶺二担になったので、スタリファンの方々の気持ちが100%分かることはないのだけれど、それでもスタリあってのカルナイだというのは常々思うので。
そのことをキャストも忘れずにいてくれるのが本当に嬉しくて。
あ~~~~カルナイ好きで良かったな~~~~って。心の底から。思う。

 


とんでもなく幸せな時間をありがとうございました。
盤の発売、待ってます。

 

 

ところで今回から演出の人変わったのかな~
今までと舞台の作りとか使い方とか、映像とか照明とか、ちょこちょこ違うなぁって感じたんだよなぁ。
盤待ち。

 

 

あとあと。
Fiction/Non-Fictionが衝撃すぎて審議案件すぎたのでこれもいずれ語りたい。

 

寿嶺二~~~~くそ~~~~!!!

YOSHIKI CHANNEL

だいぶ久しぶりになってしまいました。
なんだか忙しい日々を送っていました。
忙しいのはいいことだし有り難いことなんですが、いやはやさすがに疲れました。
心身ともに疲れている。
おかげで肌荒れが酷いぜ。

 

さて。
もう2週間くらい前になりますでしょうか。
YOSHIKI CHANNELになんと声優の梶裕貴さんがゲスト出演するという出来事が起こりました。
これがどれだけすごいことなのかというのを残しておかなくてはと思って、ブログ書きに来ました。

 

YOSHIKI CHANNELは、X JAPANYOSHIKIさんがやってるニコニコ動画のチャンネル(番組)です。
YOSHIKIさんは、説明がいらないくらいに有名なミュージシャンで、V系界隈では神様といっても過言ではないくらいの人です。
私はV系出身ではありませんが、長年GLAYのファンをしているので、YOSHIKIさんはもう本当にすごい人で感謝をどれだけ伝えても伝えたりないくらいの人なので、それこそ神様レベルの人物です(GLAYがデビューできたのはYOSHIKIさんのおかげなのです)
最近はテレビのバラエティ番組への出演も増えてきたのでだいぶ親しみやすい人になり、Vやバンドのことをほとんど知らない一般の人にはあまりすごい人感はないのかもしれませんが、YOSHIKIさんは雲の上の天上人のような、手が届くはずもない遠い存在というのが、90年代にGLAYを追いかけていた私のイメージです。
サッカーでいえばかつてのジーコマラドーナ、バスケでいえばマイケル・ジョーダンのような、そんな感じでしょうか。

ここからは尊敬の念を込めて敢えて呼び捨てにしますけれども。

そんなYOSHIKIが。というかそんなYOSHIKIと。
声優さんがゲスト出演とはいえ共演するなんて。
こんな日がくるなんて思ってもいなかったのです。
というか、YOSHIKIと声優界が交わるなんて想像もしなかったというか。

すごくない?YOSHIKIと声優が共演だよ?

感無量の境地ですよ。
しかも共演相手が、山寺宏一さんとか井上和彦さんとかそういうベテランじゃなくて、梶裕貴さんだっていうのが。
いや~~~~~もうすごいことなんですよ本当に!!!!
語彙力が足りなくてすごいしか言えなくて申し訳ないんですが、本当に本当にすごいことだって思うんです。
あんな緊張してる梶くん初めて見たような気がします。初めてじゃないかもしれないけど。近年稀なのでは。
コメントのXファンの皆さんが優しくてなんだか嬉しかった。
みんなYOSHIKIのことよっちゃんて呼ぶのかわいいなぁとか。

ひとつ、さすがYOSHIKIだなって思ったことがありまして。
なんというか、こういうある種異文化にいる人と交流するとき、すごくいろいろ吸収しようとするな、っていうのが、さすがYOSHIKIというか、一流だなって。
相手のことをきちんと尊敬して、20歳も下の若者相手でも礼儀を欠かずに、相手に興味を持って話ができるっていう。
それが自然とできる人というのはどんどん少なくなっていくと思うので。
こういうところが、トップたる所以なんだろうと思うし、長くこの世界にいられる所以なんだろうと思ったのです。
きっとYOSHIKIは、この日の梶くんとの対話も今後の活動の糧にしていくんだろうなぁ、してくれるんだろうなぁ、って思うんです。

GLAYもそうなんですが、人との出会いや新しい刺激を必ず何かに還元してくれるんですよね。
楽曲制作に注がれる事が多いと思うんですけど、ライブでの演出とか、何かしらの企画だったりとか。
そういうのに活かしてくれる。
だから彼らの活動には無駄なことなんて何ひとつもないんだと思えて、何だかファンとしては嬉しいですよね。

 

有料じゃないと見れないって当日気付いたので、無料で見れるところまでしか見なかったんですが、短い時間でもすごく歴史的な時間を共有できた気がして嬉しかったです。
いやもう重ねて言いますけど、本当にすごいことなんですよ!!

YOSHIKIと梶くんの対談て!!!

ほんとすごいよ…V系、というか日本のバンド界のレジェンドが梶くんと対談してるんだぜ…すごくない…?
ほんとにほんとに感無量でした…
こんな機会を用意してくれて本当にありがとうございました…

 

以上、好きなものと好きなものが掛け算されて感無量になった声オタ兼GLAYオタクなしおさわでした。
はぁ。好き。

カフェ アクイーユ行ってきた

先日、アクイーユというカフェに行ってきました。
 
 
Twitterで死ぬほど美味しそうなパンケーキの写真とともに流れてきたので行きたくなって、恵比寿店に行ってみました!
そしてこれからあのお店を訪れる人にどうしても知ってほしいことができたもので、オタクブログなのにこんな記事を書くことにした次第です。
ぜひ参考にしてほしい。本当に。
 
 
アクイーユさんの恵比寿店は、恵比寿駅の西口から5分ほど歩いたところにあります。
同じ建物にはウェディングサロンがあったりしてオシャレな感じです。
土曜日の13時過ぎ頃に行ったんですがそこそこ混んでいて、前に6組くらい並んでました。
20〜30分ほど待って入店。
店内は、外から見えていたところ以外に奥の方にも席があって、見た目より広そうな感じでした。
インテリアが可愛くて、やっぱりオシャレな感じ(語彙力
 
そしていざメニューを見ながら注文したわけですが。
パンケーキのサイズにはレギュラーハーフがあるんですが、私も友人もレギュラーサイズで注文。
というのも、一緒に載っていた写真がパンケーキ1枚だったので、「レギュラーが1枚で、ハーフは半分に切られたものなのね」と思ったからなんですが。
 
きっちりパンケーキ2枚でしたー!!
 

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この迫力ですよ。すごくない?
ちなみに注文したのは和栗のモンブランパンケーキです。

 

すっごくすっごく美味しかったんです!
モンブランモンブランでしっかりした味で和栗の風味が香ばしい感じで中心にはバニラエッセンスの効いたバニラアイスが入ってて、パンケーキは結構ふわふわで軽めといえば軽めで。
とても美味しく意気揚々と食べ始めたんですが、何せ量が多くて。
3分の1くらい食べたところで様子がおかしいことに気付くんですよ。

「おや・・・?なかなか減らないぞ・・・?」

食べ進めども食べ進めども量が減らない感覚。
そして食べているうちに溶けてきたアイスがパンケーキに染み込み、かるふわだったパンケーキが徐々に質量を増していく。
そして悟るんです。

「あ・・・これ完食できないやつだ・・・」

見事に完敗しました。
お店の人に申し訳なくてしょうがないレベルで完食は夢のまた夢、さらに向こうへでした。
友人曰く、注文時に店員さんがちょっと戸惑った気がした、とのことだったので、まぁそういうことなんでしょう。
だったら一言「量多いですよ」って教えてほしかったなぁ…!
途中からは見るのも辛い腹持ちになり、早々にお店を退散する悲しい結末を迎えました…。

 

美味しかったんです。これだけは信じてほしい。本当に美味しかったんです。
ただ重かったんだ…
メニューもちょっと間違えたなって思いました。モンブランって重めなチョイスだった。結構胃もたれしました。
友人と話し合った末の結論としては、「パンケーキハーフサイズとキッシュのランチプレートを一つずつ頼んで3人で分け合うのがちょうどいい」というところに落ち着きました。
これをお伝えしたいがためにこの記事を書きました。
なぜキッシュのランチプレートかというと、甘いもの食べたあとってしょっぱいもの食べたくなるじゃないですか。
キッシュのランチにはフライドポテトがついているんです。
なので、パンケーキで甘くなった口にちょいどいいと、そういうことです。

 

基本的に食べ物は残したくないのですごく悔しかったのと、甘い物をガツガツ食べれない歳になったんだなという悲しみで切ない一日になりました。
これからアクイーユさんに行く方はどうぞお気をつけて…食いしん坊をひとり連れて行くと安パイかと思います…。ぐすん。

デジモンアドベンチャーtri. 第6章

さて。
本日、デジモンアドベンチャーtri.第6章を観てきました!
舞台挨拶のチケットが運良くゲットできたので、珍しくちゃんと早いタイミングで行けました。

 

今回で最終章となる第6章。
例によってさしていい感想はありませんが、今までのに比べれば大分マシな感想になりそうです!笑
結構ネタバレすると思うので、ネタバレNGな方は気をつけてください。

第4週目の公開も決まったそうですよ。

digimon-adventure.net

 

ちなみに4章、5章はブログでも感想を書きました。 

shiosawa.hatenadiary.com

 

shiosawa.hatenadiary.com

 

 改めて読み返しても酷評しかしてない…笑

 

 

 

まず、今までの流れからよくぞ綺麗にまとめたなというのが最初の感想です。
正直第5章観た時は収集つかないと思ってたんですけど、色々つっこみたいところはありますがひとまずは綺麗にまとめてました。
細かい部分が甘々で深く考えると「???」ってなるのは、もうリカバリーできないので仕方ないってことで。
思ったよりは出来が良かったので、すごく期待値を低く持っていったせいもあって結構楽しめました。
今までで一番楽しかったかも!笑

 

ざっくりしたストーリーを箇条書きします(物語の核心に近い部分のネタバレは一応白抜き。スマホだと見れないですよね、ごめんなさい)

  • テイルモンとメイクーモンが合体してできあがったオルディネモンが強すぎて倒せない
  • ホメオスタシスが理想とする安定と秩序の世界を守るために、今度はリアルワールドをリブートしようとする
  • そんなの受け入れられないってことで子どもたちは自分たちのやり方を世界を救おうとする
  • メイクーモンの中にリブート前のデジモンたちの記憶がすべてバックアップされていることを発見
  • バックアップファイルのパスワードを芽心が解除、記憶を戻すことに成功してリブートはストップ
  • テイルモンは何とか剥がせたけどメイクーモンはオルディネモンのまま
  • もう倒すしかない→オメガモンに他のデジモンたちが合体して(?)もう一段階進化オルディネモン撃破成功芽心とメイクーモンの別れ
  • 悪は消えきらず、謎の男(CV.平田さん)が闇の中に消える(続くっぽい演出ですよね)
  • 芽心は島根に帰り、太一やヤマトが何となく進路を決めた風な描写があって終了

ってな感じです!
悪くなかったとはいえ言いたいこととかつっこみたいところが山程あるのがtri.なわけで。
今回もぐだぐだしちゃいそうなので気になったことをピックアップしながら感想をだらだら書いていきます。

 

 

①結局何がやりたかったのかはよく分からない

はいこれです。
このtri.シリーズ通しての一番の課題というか、改善してほしかったところ。
最初から言っているように、tri.ってターゲットをどこに置いているのかがイマイチわからないんですよね。
で、ターゲットどこに絞るかによってどんな内容にするのかって変わってくると思うんですよ。
例えば、大人になってしまった子供たちと変わらないデジモンの対比を描きたかったなら、私のような昔デジモン無印を観ていた層に向けるべきでしょうし、新たな冒険を描きたかったなら、子供や10代といった新規層をメインに据えるべきでしょうし。
そう考えていったときに、結局のところtri.が何をテーマにしていた作品だったのか、何を伝えようと思っていた作品なのか、最後まで正直よく分からなかったんです。
テーマがないというよりは、詰め込みすぎたって感じだったんでしょうか。

選ばれし子供たちを平等に扱うために一人ずつフィーチャーするような作り方をしていたと思うんですけど、そうするには正直脚本力が圧倒的に足りない。
だったら、ウォーゲームみたいにキャラを絞ってきちんと尺を使って描いてあげたほうがよっぽどシンプルで良かったんじゃないかなって思いました。

 

第6章を観て、もしかしたら太一の成長を中心に据えて描きたかった作品なのかもしれない、と思いました。
というのは、3章くらいまでグダグダ悩み続けて前に進むことも後ろに戻ることもできなかった太一が、ようやく決断をして、決断した意思を曲げることなく「メイクーモンを倒す」という、自身に課した使命を全うできたわけです。
そういう点では、太一はtri.シリーズを通して成長したんだろうな、と思ったし、よくよく考えれば(よくよく考えないと分からないってのが肝なんですが)太一の葛藤っていうのは物語のキーになっていたようにも思います。

 

でもね?だったらね?
もっと分かりやすく太一にフォーカスすべきで、せいぜい太一・ヤマト・ヒカリくらいのフォーカスでも良かったんじゃないかなって思うんですよね。
太一の成長の過程をもっと丁寧に描いてあげてほしかった。
だって、成長したなっていうのは分かるけれど、具体的に何がどう彼の成長に影響したのかはわからないんだもん。
全てを通して成長したんだ、って言われてしまえばまぁそのとおりなんですけど、エンタメ作品ってそうじゃないじゃん、って思ってしまう。

 

ちょっと話が逸れますけど、tri.は全体的にストーリーや設定が複雑なので、公開の間隔が空いてしまう劇場版には向いていない作品だったなって思います。
そもそもデジタルワールドとリアルワールドの関係性とか、結構難しいじゃないですか。
私バカなのであんまり理解が追い付かないわけですよ。
リブートの件も間空いたら忘れちゃうし。
ホメオスタシスとかイグドラシルとかもうわけわからんし…今回に至ってはイグドラシルほとんど関係なかったし…
このあたりをもう少し分かりやすくしてくれたほうが良かったんだろうなーって思います。
ホメオスタシスに関しては比較的シンプルな存在理由だし目的も明確っちゃ明確なので良いんですけど、イグドラシルのほうが謎すぎてだめ。
こっちの勢力はCV.平田さんの男しか出てこないし、あの人なにも説明してくれないし。

 

まぁこういう複雑な設定があるって思うと、大人向けの作品だったんでしょうね。
それにしては深みが足りなすぎたけど。

 

最後は何となく色々丸く収まってよかったね、ってなってましたけど、ちょっと誤魔化された感は否めないです。

 

②メイクーモンの存在

これも…最後まで謎だった…………
結局のところ、メイクーモンが一体何のために生み出された存在なのかっていうのもいまいち分からなかったです。
芽心のお父さんが研究のために作ったんだっけ?生まれつき特別で研究対象になっただけだったんですっけ?
そのへん曖昧なんですけど、とにかくその存在理由がいまいちはっきりしなかった。
それをいうと芽心もいまいちはっきりしない存在のままだったなって思います。
何のために転校してきたんだったかもすっかり忘れてしまいました…
最後には消滅してしまうというのも、なんだかやるせなくて。
なんかこう…何を伝えるために生み出されたキャラクターなのか分からなかったから、愛着も持てないまま終わってしまいました。
ごめんね。

 

芽心といえば、最後の最後で太一といい感じになってたのも蛇足感すごいですね。
ついでに言うと、ヤマトと空もなんか曖昧なままにされてもやっとしました。
ラブソングがどうのってピヨモンが言ってたから、一応続いてるのかな?
不明。
ヤマ空については後述します。

 

③全体的にあっさり

6章はなんだか全体的にすごくあっさりしていた印象です。
ところどころ泣けるシーンとかもありましたけど、何というか…太一がいなくなってもみんなそれほど動揺していなかったし、何よりも衝撃だったの、大輔たち02組が行方不明にされてたってとこなんですけど、「え?その程度の扱い?」っていう衝撃。
ていうかさ、タケルとかヒカリとか連絡とってなかったの?友達じゃないんだっけ?
行方不明って知らなかったの?
ヤマトと光子郎は初耳の情報だったんじゃないかと思うんですけど、意外とあっさりしてたよね?
結構子供4人行方不明って大事なはずなんだけどな…

詳細語りだすとキリがないですがとにかくみんなあっさりしていて、何だかさーっと話が進んだ感じがしました。
なんかこう…ね……先生が死んじゃったこととか話題にされてなかったしな…いや尺の都合でカットされたんじゃないかと思いますけど…そう思いたい…

 

あと太一がいなくなった後、ヤマトがみんなを引っ張って世界を救おうって歩いてるシーンとか。
ヤマトと空が立ち止まってちょっとお話するシーンね。
あれ、他のみんな気にせずガンガン前進み過ぎじゃない?
結構距離開いたんじゃないかと思うんですけど、いいのかい?とかね。

 

それから、デジタルワールドとリアルワールドの行き来が自由すぎていつどっちに行ったのかよく分からなかったんですよね。
私、5章の終わりはリアルワールドにいるんだと思って観てたんですけど、あれデジタルワールドだったんですね?いつからデジタルワールドに移ったんだ?笑

 

あとあっさりとはちょっと違うのかもしれないけど、姫川さんの再登場がなかったのも残念でした。
西島先生が、彼女は生きているかも分からないとか言ってましたが、結局どうなったんだろうか?
あのままデジモンたちに殺されてしまったんでしょうか。謎。
中ボス感を醸していたのに、ボスですらなかったという悲しい存在で終わってしまいました。
序盤あんなに活躍してたのに…
サブキャラでいえば芽心のお父さんもさらっと登場が終わってしまいましたよね。
ハックモンと会話するシーンがあって結構意味深な感じだったのに、それだけだった。
なんだったんだろ?

 

何より一番あっさりしてたのはラスト!
なんかこう…デジタルワールドが再び閉じられて云々みたいな、またしばらく会えないねみたいな感動の別れがあるんじゃないかと期待してたんですが、別れとかなかったな!
なんかすごいナチュラルにデジモンが存在していてびっくりしたし、なんだろ、結局この話なんだったんだろ?笑
でもそういえば、TVシリーズの終わりではデジモンも当たり前にリアルワールドに存在して、人間と共存しているみたいな感じになっていたから、まぁそういうことなのか。
ヤマトも宇宙にでも行くかって言ってた(言わされてた)し、むりやりでもTVシリーズとのつながりを作ろうとした結果なのかな。

 

④BGMが雑

1箇所だけなんですけどね。
今回進化シーンが多かったので、brave heartがいっぱい聴けて嬉しかったんですけど、なぜ最後の最後で歌なしのにButterflyにしたんだ!!!
いや~~~~あそこは和田さんの声入りverが聞きたかったよ~~~~
その前で使っちゃったからバランスとったのかもしれないですけど、だったらその前で歌なしにするべきだったと思うんですよね。
だって、劇場版最後の進化ですよ?
あれは残念感ハンパなかった…

 

まぁしかし、今回ちょっと進化シーン多かったような印象はあります。
今まで結構ワープ進化とかさせてたのに、きっちり成熟期、完全体、究極体って進化シーンを入れていたので、これはこれで若干くどいというか。
こんだけ時間かけて進化したのに一瞬で倒されて幼年期戻っちゃった時にはいっそ悲しくなりました。

デジモンが成熟期以降から成長期、幼年期に戻ってしまうときの法則が未だによく分かりません。
今回の最終決戦では、ダメージ度合いでは今までと変わらないのに成熟期以上の姿を保っていました。
あと究極体で瞬殺された描写があるかと思えば成熟期でそこそこ耐えられてたりとか、強さの基準もいまいち曖昧…
こういうところの詰めの甘さが気になっちゃうんだよなぁ(´・ω・`)

 

⑤ヤマ空のこと

さて。
今回も曖昧なままだったことは前述しましたが、6章を観ながら、過去に自分が考えたヤマ空の関係はあながち間違っていなかったのではと思えてなりませんでした。

shiosawa.hatenadiary.com

太一がいるからこそ成り立つ2人の関係。
今回ね、ヤマトも空も太一のこと好きすぎじゃない?って思ったんです。
結局のところ、太一がいないとこの子たち駄目なんだな、って。
太一ならどうするだろう、っていう考え方は、太一に対しての絶対的な信頼に他ならないと思うんですけど、2人とも太一がいない間の思考回路がそれだったから。
やっぱり空もヤマトも太一が一番なんじゃないか、って。
でも太一は芽心にいったじゃないですか。
ああ、やっぱ空じゃないんだ、って思ったんですけど、そうなったらやっぱヤマ空になるよなぁ、って。

 

はっきり続いているとも終わっているとも明示されなかったのでもやもや感は拭いきれないんですが、多分ふたりは続いていて、TVシリーズのエンディングにつながるんだろうなと思いました。

 

もっとある気がするんですけど、とりあえずはこんなところでしょうか。
他に思い出せるものを少しですが箇条書き。

  • あ、やっぱり記憶戻ってなかったんですね!
  • カイザーが急に喋り始めたと思ったら謎の男(CV.平田さん)が姿を借りてるだけだった件、説明不足で不親切
  • ねぇイグドラシルってなに?
  • 意外とヒカリが何もしていなかった件
  • タケルとヒカリは早くくっつけ
  • ミミちゃんも丈先輩でも光子郎でもいいから早くくっつけ
  • 進化演出に割く時間をもう少し物語の深掘りに使っても良かったのでは…
  • テイルモンの究極体、獣に戻るんですね(ΦωΦ)
  • オメガモン進化できるのか!羽根も生えたしもはやガンダムだな!!

私の気持ちを並べただけになりました。笑。
今回平田さんの出番が意外と多かったんですが、なんかよくわかんなかったなぁ。
キャラが急にぶっとんだ感じというか、あんなクレイジーなキャラだったっけ?ってよくわかんなくなりました。
あと何が気になるって、平田さんてTVシリーズでは大人になったタケルの声、っていう裏設定あったじゃないですか(これ公式ですよね?)
なのにあいつが平田さんの声で喋っちゃ駄目じゃね?ってずっとおもってたんですよね。
あの設定、妄想だったのかなぁ。

 

あと、そうだ、良かったところで言っておきたいところ、今回あります!笑
ガブモンとヤマトのシーン!
太一がいなくて不安になってるヤマトに、ガブモンが「オレがいるよ」って話をするんですけど。
ガブモンが男前すぎて感涙。
「ヤマトのためなら世界だって救うよ」って、どんだけかっこいいんだお前は!!
今日一番のパワーワードでした。
だからガブモン好きなんだ。本当にヤマトにとってはかけがえのない存在だなって思うんです。
ガブモンがいることでヤマトがどれだけ救われてるか。
自覚している以上だと思うんです。
最高すぎてガブモンに恋するわって思いました。

 

観終わった勢いだけで書いたので読みづらかったと思いますが、第6章の感想はひとまずこんなところ。
長らく続いたtri.シリーズも終わりということで、酷評してきた身ではありますが感慨深い思いはあります。
そうかぁ、ついに終わりかぁ。
全シリーズのポスターが掲載されていたので、一応撮ってきました。

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こうやって並べると、キービジュはかっこいいんだよなぁ…

 

新プロジェクトも走るそうですが、そっちはどうなるんでしょうね。
どこかで02の子たちの話になるのかな?って声が聞こえましたが、その可能性高いよねぇ。
そうなるとまた…キャスト替えとか…ストーリーとか…ああやだなぁ…笑
tri.シリーズできっといろんな意見が出たでしょうから、それらを糧に次こそは往年のファンでも満足できるものを作ってほしいなって思います。

 

そういえば舞台挨拶。
花江くんのお顔が小さかったです。
プロデューサーさんが司会に立っていたんですが、シリーズのストーリー構成について小1時間ほど問い詰めたい気持ちでいっぱいになりました。
ちょっと振り方が下手だったかな…キャストさん話しづらそうな感じというか、盛り上げにくそうでちょっと残念でした。こういう時こそよっぴーさんとか使ってほしい。
細谷くんそこはガブモンとのシーンを挙げてほしかったです(6章で好きなシーンは?みたいな振りに対して、細谷くんは太一が戻ってきたシーンが云々って言ってた気がします(ちょっとちゃんと覚えてない…ごめん…))
モン声優のお二人が最高でした!坂本さん山口さん、アグモンめっちゃかわいかったしガブモンめっちゃかっこよかったですありがとうございました!

 

そんなところで終わります!

さよならの朝に約束の花をかざろう

これについて書かないわけにはいかないとずっと思っているのに、なかなか筆が進まなかったのは、高まる気持ちをどうやって文章にしようか、文章にできるだけの感想が出てくるか、葛藤があったからなのかなぁ。
さよならの朝に約束の花をかざろう』通称さよ朝。
今年一番の映画になりました。残り半年以上ありますが、多分一番のままだと思います。
私にしては珍しく、劇場に3回も足を運びました。
1回目は、公開初週にひとりで。
2回目は、公開1ヶ月後に同僚と。
3回目は、オタクの友人と。
1回目を観に行ったときは、劇場がガラガラで、観る前、岡田さんでこのキャストで何でこんなに空いてるんだろうと首を傾げるばかりでした。
そんなに前評判悪くないはずなのにな、と。
もしかして良くないのかな?なんて少し疑いながら観たのを覚えています。
とんでもない。
すごくすごく良かったです。
久しぶりに、映画を見て涙が溢れ鼻が詰まり、恥ずかしい顔面を晒しながら家路につきました。
胸がいっぱいになって、胸が詰まりすぎて、最初に観た日の日記は全然まとまっていない。
胸がいっぱいすぎてパンフレットを買いそびれたことを激しく後悔していたんですが、大ヒットのおかげで通販してくれて本当に有難かった。
こんなにも自然と2回目を観に行こうと思えたのも久しぶりでした。
2回目は、何かの話の拍子に同僚にさよ朝を激しくオススメし、何なら観に行く?と誘ったところ、ついてきてくれたので観に行った感じでした。
1回目ガラガラだったから今回もそんな感じかななんて思いながら劇場に行ったら、満員御礼で!わー!ってなりました。
2回目のほうが、1回目よりもさらに胸にくるものがありました。
先の展開を知っているからこその感動というか。
涙腺の崩壊が予想外に早い段階で訪れたので、自分でもびっくりしたくらいです。
同僚はオタクじゃない人たちだったのもあってか、号泣、まではいかなかったみたいでしたが、感動はしてくれたみたいでした。
アニメ見慣れてないと、ストーリーの本筋以外にも色々気になるところが出てくるんだなっていうのを、観た後に話してて思いました。なるほどなーって。
3回目は公開もそろそろ終わりかなぁなんてタイミングで、オタクな友人と。
さすがに空くかな?って思ったけれど、まだまだでした。パンパン。
きっと私みたいなリピーターが多かったんでしょう、早い段階からすすり泣きがあちこちで聞こえて、こんなに泣きがたくさん聞こえる映画は珍しいねって友人と話していました。
やっぱり泣き所が分かっているからこそ、余計に泣ける。
いろんなことを考えながら観ることができてしまうが故に、余計に泣ける。
観終わった後の、あの何とも言えない脱力感と、ほかほかするような気持ちと、胸がぎゅっとするような感覚は、なかなか他では感じたことがないです。

 

前置きが長くなりました。
以下、ネタバレを含みつつ感想を書き散らしていきます。
観てない方でネタバレしたくない方はご注意。

 

 

物語のあらすじは、私が説明するより公式見るほうがよっぽど良いのでこちらをどうぞ。

sayoasa.jp

ファンタジーのお話です。
長命の一族、イオルフの民であるマキアと、人間の赤ん坊、エリアルが出会って始まる物語。
ティザーとかを全然見ていなくて、ポスターやバナーなんかのキャッチしか見ていなかったので、観る前は恋愛ものなんだと思っていたんです。
それこそ、メインビジュアルの2人の恋物語なんだろうな、と。
でも、違いました。
さよ朝は愛の物語でした。
親子の愛。友愛。恋愛。
いろんな愛が詰まった、人が人を愛する物語でした。

 

細かくストーリーを追うとキリがないので、印象的だったセリフをいくつかピックアップ。順不同です。

 

大切に思ってくれたり、世話してくれる人を『母さん』て呼ぶんだと思ってたから、あの人を母さんって呼んでたんだ

正しいセリフはちょっと違うかも。ニュアンスで。
なるほどな~~~って、納得したし、考えさせられたセリフでした。
マキアは、エリアルを産んだわけではないから、そういう意味で母ではない。
エリアルは、マキアのことを本来的な意味の母親として呼んでいたわけではなくて、ただただ“そういう人”として『母さん』って呼んでいたんだ、と。
母親という存在の定義ってなんなんだろう、って少し考えてしまいました。
私も、自分の母親のことを疑いもなく『母さん』と呼んでいるけれど、エリアルがマキアを呼ぶ時の『母さん』は意味が違うんだよな、って。
エリアルにとっては、名前を呼ぶのと同じように『母さん』って呼んでたんだな、って。
だからこそ、最後にエリアルが呼んだ『母さん』は、どんな意味だったんだろうね。
母親という存在をが本当はどんなものなのか、きっともうエリアルは分かっていただろうと思うけれど、そんなエリアルがマキアのことを母さんと呼んだ、その心境は、一体どんなだったんだろう。
あのあと、ディタと赤ん坊の姿を見て、エリアルの中のマキアは、一体どんな存在になったんだろう。
マキアは、“母親”になれたのかな。
で、この最後の『母さん』てセリフ、3回目を観たあと、パンフを観たりして、ようやく、「ああ、これはマキアにとってのひとつの失恋なのか」と気付いたんですよね。
マキアはあのとき、母親になることよりも、エリアルにとって大切な存在になりたいって思って、エリアルが呼んでくれるならそれがどんな呼び名でもいい、って言ったわけですよね。
だから、もしそこでエリアルが『マキア』って呼んでくれたら、もしかしたらふたりは恋仲に成り得たのかも知れない。
でも、エリアルはやっぱりマキアのことを『母さん』って呼んだ。
だから、嬉しさと、少しの悲しさと、マキアの気持ちはどっちもだったのかなぁ、って思ったんです。
ずっとなりたかった“母親”になれた。
同時に、恋にはならなかったから。
少し切ない気持ちになります。

 

この子は私のヒビオルです

マキアがエリアルを育てようって決めたときのセリフです。
このセリフは、2回目までは、そこまで考えた言葉ではなかったんだけど、3回目に観た時に、ようやくラストのセリフと結びつけることができて、一層ぐっときたんです。
「私が生きている限り、エリアルのヒビオルは続くから」
出会ったときからマキアの心は変わらないんだなぁ、って。
この2つのセリフを並べて考えて、長老様の言葉を思い出したりして(「愛してはいけないよ」)、こうしてマキアがエリアルを思い続ける限り、ふたりの愛は永遠になるのかなぁなんて考えたりもするわけです。
マキアの生きる理由がエリアルで、マキアの人生そのものがエリアルなんだなって。
ああ、エリアルはなんて幸せなのかなぁ、って思ってしまうんです。
そうやって考えていて、エンディング観ながらまた一泣きしてしまいました。

 

この朝のことは、ヒビオルには書かない

レイリアが娘であるメドメルに向けて叫んだセリフ。
ちゃんと書くともう少し長いセリフだったんですが、ちゃんと覚えてなかったので最後のところだけ。
このセリフを言う前に、空に向かってレイリアが飛ぶ姿が、一番最初のレイリアの姿と重なるじゃないですか。
もうそれだけでぐっときてしまう。
私なら飛べる、って。
そしてこのセリフを娘に向かって叫びながら、レイリアはきっとずっとメドメルのことは忘れないだろうし、メザーテで過ごした日々のことも、きっと忘れられないんだろう、って想像してしまう。
そしてきっとメドメルも、レイリアのことは忘れないんだろうな、って。
顔貌は忘れてしまうかもしれないけれど、その存在は忘れないだろうって思うんです。
マキアとエリアルとは違うけれど、これもひとつの親子の愛の形なのかなぁ、なんて。

 

いつか誰かを愛するこの子を育てていこう

エリアルがディタと赤ん坊を抱きしめながら言うセリフです。
人を愛することをあの人に教えてもらった。そんな俺達が、いつか誰かを愛するこの子を育てていこう、って。
ああ、続いていくんだなぁ、って思ったんです。
マキアの思いは確実にエリアルに届いているんだなぁ、って。
マキアがエリアルを愛し続けたから、エリアルはちゃんと愛を知ることができた。
そんなエリアルだから、ディタも、赤ん坊も、愛して、愛することを伝えていくことができるんだなあ、って。
思い出しただけで泣けてきた。
こんな風にして、人と人はつながっていくのかなぁ。
人類の歴史というのは、そうやって愛とか思いとかがつながってできているものなのかなぁ、なんて。
いろいろと考えてしまうセリフでした。

 

セリフとしてピックアップしたいのはこんなところでしょうか。
あとどうしても語っておきたいのは、クリムの話。
マキアとレイリアと幼馴染のイオルフの少年。
彼は、この物語の中でダークサイドを一手に引き受けているような存在だと思います。
クリムとレイリアは、イオルフの里においてはふわっとした恋人関係だったわけですが、きっとあの頃のクリムは、そんなに激しい恋をしていたわけではないんじゃないかと思うんです。
ずっと続いていくと思っていたからこそのふんわりした優しい愛情だったんじゃないかと思うんですけど、それが突然失われてしまって、目の前からレイリアがいなくなってしまって。
手を伸ばしても届かないところにいってしまって。
レイリアへの想いはどんどん強くなって、愛情は行き過ぎて歪んでしまったのかな、なんて想像するわけです。
失ってしまったからこその、愛情だなぁ、って。
失われたもの、二度と手に入らないものは、とても美しくて、儚くて、尊いものに見える。
愛情は簡単に憎悪に変わる、コインの裏表。
そういうのを表しているのが、クリムの存在なのかな、って思います。
クリムのことを思えばこそ、2回目、3回目に観た時、冒頭のシーンがとても儚くて大切なものに思えて、涙腺が崩壊するんです。
あのときの幸せそうなクリムとレイリアの姿。
その後のふたりの行く末を思うと、悲しみしかないわけだから。
クリムも苦しい。
レイシアも苦しい。
ただ好き合っていたふたりなのに。
悲しい。人生はままならない。
クリムの最期の瞬間、マキアがあの中庭のようなところにやってきて、クリムの瞼を閉じてあげるじゃないですか。
それって、まだ息を引き取ってからまだそんなに時間が経っていない、ってことだから、クリムは朝までひとり、あの場所で、ただ悲しみに打ちのめされていた、ってことなんですよね。
ここでタイトルのことを考えてしまう。
クリムにとっての約束の花は、なんだったのかなぁ。
ついでに声オタ的クリムの話をすると、CVが梶裕貴さんということで、あのクリムの演技はさすがだなぁと思うわけですよね。
あの闇堕ちしていく過程とか、レイリアに拒絶された時の息遣いとか。
憎しみだけじゃない、その中に確かな愛情が存在する、そういう演技ができる役者ってそうそういないと思うんですよねぇ…さすがだった…

 

2回目の時に来場特典でもらったのがスタッフ座談会の小冊子だったんですが、その中で「どの視点で観るかによって見方が変わる」っていう話があって。
なるほどなーって思いました。
毎回ついついマキアの視点に立って観てしまうんですけど、本当はエリアルの視点で観てみたいし、クリムやレイリアの視点でも観てみたい、って思うんです。
スタッフの男性陣はエリアルの視点で観る方が多かったようで、「マキアはひどい女だ!」って言われたって岡田さんが仰ってました。
なるほどなーって。
思春期真っ盛りの男の子が、気になる女の子とずっと一緒にいるのに、女の子にとってはどこまでいっても「子供」で「守らなきゃいけない存在」だっていうのは、なるほど確かにひどいかもしれない、と。
下世話な話、キスの一つでもしてやれよって、確かに思わなくもない。笑。
さすがにもう劇場には行けなさそうなので、BDが出たらいろんな視点で観れたらいいなぁって思ってます。

 

この物語は、全体的に本当に無駄がないなあって思います。
ある種、視聴者に任せてるところがあるってパンフで岡田さんが仰っていて、でもそれは劇場作品としては正解だよな、って思いました。
レイリアのあたりがそうだと書いてあったんですが、確かにレイリアについて多くは語られていないけれど、周辺の情報や描かれる一場面で、レイリアの日々の生活や心情をイメージすることができる。
それはすごく重要なことだなぁと思います。
クリムの人生も、バロウの人生も、与えられた僅かな情報からイメージをふくらませることが十分にできる。
そういう作品の楽しみ方ができるっていうのはいいよなぁ、って。

 

あと最後に、細谷佳正さんについて。推しだからね。
キャラ設定から声の作り方から演技から100%細谷くんで、なんかもう安心しました。
安心感と安定感がすごい。
ああいうキャラやらせるとほんと上手い。
恋が報われない系のキャラやらせるとほんと上手い。
あの、絶妙な“いい人どまり”なとことか。
いや~~~~~~最高でした。うん。最高。

 

まだまだ言いたいことはたくさんあるんですけど、とりあえずここまで!
本当に本当にいい映画です。
まだ観てないならぜひ劇場で観てほしい。
触れていないけれど、美術も最高なんです。本当に綺麗。
音楽も最高なんです。サントラCDヘビロテです。
あれは、劇場の大スクリーンで、劇場の音響で観るからいいっていうところも多分にある。
もちろんBDでもいい作品に変わりはないと思うんですけど。
劇場だからこその良さっていうのは必ずあるので。
まだレイトショーとかならやってるのかな?ぜひ観てください!!

 

 

PS
突然ブログのアクセスが伸びてなんだと思ったら、デジモンtri.が公開されたんですよねそういや!
最終章であるはずの6章はなんと舞台挨拶に行けることになったので、ばっちりスクリーンで観れそうです。
今回のはどうなのかな~~~ちゃんと終わるのかな~~~心配しかない。
ブログもちゃんと書くつもりなので、どうぞお楽しみに。笑。